この建物は、television houseやedge house のもつ構造的解決方法をより合理的に操作することでコストパフォーマンスを発揮している。
敷地は田園風景の残る京田辺市に位置する。
敷地は約400uの敷地に140uの平屋建ての住宅を創るのは計画においてはさほど時間はかからない。ただコストとのバランスである。
建物は敷地の中央付近に十字型の平面を構成し中央をダイニングキッチンとし、それぞれ4方向に個室は分散される。
中央のキッチンから、南側には寝室が3室、北方向に客間の和室、東方向にリビング、そして西側のキッチンのバックには浴室関係が収まる事となる。
そしてそれぞれの個室は2方向が庭園に面することが出来る事になり、通風や採光を取り入れる事が出来る。
この画像は外構工事が始まる前のカットであるが、4ヶ所の坪庭がそれぞれの個室の表情を特徴付ける事が出来る楽しさが残されている。