建設地は大阪市玉造に位置する。
敷地は間口7m奥行25m、南北に細長い形態となる。
都心で生活するうえで、外壁を敷地一杯に配置し、内側にプライベートな庭を設ける、典型的な都市型住居の発想である。
この構造体は鉄骨構造である。
H150×150を梁柱で共有し2900グリッドでモジュールを形成し強力なブレースにより立体化している。この立体は、針谷町の家同様に吊り橋の様に、南側のテラスと北側のテラスが片持ち梁で構成し、基礎工事を低減しバランスしているのである。
南側1階駐車場は無柱空間となる事から、乗用車が3台駐車可能となる。

施工会社 株式会社デザオ建設 

この建物は、外壁耐火構造で、外壁はガルバリウム鋼板で覆うデティールとなる。
インテリアでは、天井の梁は鉄骨梁の上に島根産の地松を@580でグリッド化される。
しして天井仕上げは、桧チップの木毛セメント板を敷き詰めている。
ライティングは今回初めてLEDに調光機能を持つものをセットした。
インテリアでは、ビルマチークと壁面建具はウェンジの練り付けパネル共にオスモクリアワックス仕上げとしている。